食事介助にもいろいろあるよね。

介護士の仕事で食事介助がありますが、介護士を目指している人はどのようにイメージしていますか?

食事を利用者の口に運ぶと想像されますか?

実は声掛けも立派な食事介助になるんですよ。

例えば、食事動作や嚥下(飲み込み)に問題がないとしても認知機能が低下していて食べ物として認識をしていなかった場合は声をかけてご飯が来ている事を伝えて認識してもらえたら、自分で食べることができますよね。

なので、介助という事は食べさせてあげるだけが介助にはならないというのを思ってもらえたらいいかと思いますね。

ちなみに、病気の後遺症で片側が見えない利用者がいた場合は、見える方にご飯をおいてわかるようにするのも立派な介助です。

人によっては、介護士がスプーンや箸を使って食べ物を利用者の口に運ぶ行為を想像していたかと思いますが、それだけではなく事前準備も立派な介助になりますので、そのに気が付いてもらえたら、素敵な介護士になれる一歩だと思いますので、頑張ってください。