食事中に使う自助具は何を想像しますか?
もちろん、箸・スプーン・フォーク・コップなどを想像すると思います。
ここからさらに細かくしていきましょうか。
箸だけをとっても、いろいろな箸があります。
例えば、通常の大人が使う箸は握る力が入らないけど子供用の短い箸なら力が入って自分で食べられるなら、それは立派な自助具になりますよね。
そして、利き腕に麻痺や拘縮がある方は反対の手で食べることになります。では利き手の反対側では箸は使えないのかというとそうではありません。
例えば、子供が箸の練習をするのに使う物を想像してもらったらいいのですが、それと似たのが右手または左手用の自助箸としてありますのでそれを使用します。
では、スプーンやフォークはどうでしょうか?
これは、まずは柄が細くて握りにくいと思いますので、そこを太くするものを付けるとそれで立派な自助具になります。
ちなみに、スプーンの場合はすくう場所が大きいほうがいいのか小さい方がいいのかはその利用者の状態を見て決めないといけないですね。
最後に、コップですが、これは想像されてる方が多いと思いますが、ストローをさせる蓋つきのコップがありますのでそれを使用することで、こぼすことが少なくなり安全に飲めることが多くなりますね。
まだまだ、たくさんいろんな食事介助用品がありますので、ほかの記事で書こうと思います。