介護業界は、前職が介護・福祉・医療とは違う職種の人が入ってきやすいと良く言われていますが、どれくらい入ってきているのか、公益財団法人介護労働安定センターがアンケート集計していますので「令和3年度 介護労働実態調査」から見ていきたいと思います。
先にアンケート結果から言うと、 他産業(介護・福祉・医療関係以外の仕事)からの人材流入が最も多いと結果が出ています。
アンケートとして、学校卒業して収入を伴う仕事をしていたかと尋ねると、「前職あり」が75.7%になっていました。それでは、その「前職あり」のを詳しく見ていきましょう。
・介護・福祉・医療関係以外の仕事:63.1%
・介護関係の仕事:32.4%
・医療関係の仕事:19.7%
・介護以外の福祉関係の仕事:7.2%
・無回答5.2%
※「前職あり内訳」は複数回答のため合計数値は 100%を超える
この結果から見ても、介護業界に入ってくる人材はほとんどが他産業になっているのがわかります。
なので、いろいろな方面からケアを行える可能性がありますね。