介護士の正社員と派遣社員の違いってなんなの?

正社員と派遣社員の違いって何かについてまとめていきます。

  • 派遣介護士には契約期間がある。

まずもっとも大きな違いは、派遣介護士は契約期間のある働き方であることになります。

派遣社員は、3か月、6か月、1年などの、あらかじめの契約期間を決めて働く、「有期雇用」になります。

そして、法律上は同じ職場で最長3年間働けますが、これは派遣先(介護施設など)と派遣社員双方の合意があった時のみになります。 派遣社員が「契約更新しない」、または派遣先が「契約更新はしない」とした場合は、契約は終了となります。

介護士だけではなく、派遣社員は「いつ契約を切られるかわからない。」という「派遣切り」かなりネガティブな面を取り上げられてしまい、「明日から来なくてもいい」と急に言われるのではないかと思っている人も多いのではないでしょうか?

ですが大丈夫です、基本的には、施設から契約が打ち切られる場合は1カ月以上前から事前に通知があります。

もちろん、自分が契約更新をしない場合は、1カ月以上前に伝えるべきですね。

もう一つの違いは、派遣介護士の雇用主は介護施設ではなく派遣会社であるという事になります。

 派遣とは、派遣会社と本人が雇用契約を結び、『派遣会社の社員』という立場で介護施設に『派遣』されて働く雇用形態だからです。

あなたの雇用主は派遣会社なので、給料や残業代は派遣会社から支払われます。

また、業務の直接的な指示を出すのは介護施設ですが、時給・勤務時間・残業の有無・休日といった勤務条件については、各派遣会社との雇用契約で決められています。

そのため介護施設は、派遣社員に対して契約にない夜勤や残業をさせることはできないのです。 正社員にありがちなサービス残業や無給の労働はない仕組みになっています。