利用者になってお風呂に入ろう。

利用者と同じ体験をしてみよう!

仕事を始めて介護技術を磨いて来てますよね。

では、その介護技術を自分で体験してみましょう!と言うと、「え?俺がしないから体験できない。」と思いませんか?

では、人にやってもらいましょう。と言うのはなかなか難しいので、自分がやっている介助でできることを考えてみましょう。

例えば、入浴介助を想像してみて下さい。

利用者はどうやって服を着脱して居ますか?

おそらく立って着脱はしていないですよね、では座った状態で着脱をしてみましょう。楽な反面、実は上半身って動かしにくくないですか?そしてさらに、脱いでいる時って意外と寒いんですよね。

普段は気にならないかもしれないですが、結構寒いんです。

それでは、そこから頭を洗ったり、身体を洗ったりしていきましょう。

通常の速度ではなくて、介助をしているくらいのペースで身体を洗ってくださいね。

この時って結構体温奪われているんですよ。

利用者の人が寒いっていうのを聞いたことないですか?

早くやってあげたほうがいいと思ったですよね。

では、湯船に浸かっていきましょう。ゆっくり温まれてよかったですね!

それでは、今度は上がってから上がり湯をするので一度浴室の椅子に座ってください。

上がり湯をしましょう。

この辺りでもう体が冷えませんか?

そこから身体を拭いていって服を着るのですが、もし服を着た状態で見れない場所の傷や皮膚状態に異常があれば、バスタオルを巻いて看護師に見てもらいますよね。

それでは、それをバスタオルを巻いて待ちましょう。

もうせっかくお風呂に入ったのに完全に湯冷めしてしまってますよね。

それでは、そこから服を着て行って最後に髪を乾かしてもらいましょう。

ここまでするのに結構時間かかりますよね。

丁寧に行うことは大事ですが、利用者の事を思って少しでも早く暖かい状態を維持してあげてください。

介護技術の向上と的確な誘導が良い介護に繋がりますので、よりよい介護が行えるように一緒に頑張っていきましょう。